つたうるし

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又ウルシヅタともいひ漢字は野葛とかきます。然しこれは日本在来の樹で山國に生えてゐる蔓性の樹で、時としては庭園の石垣とか、枯れ木などに巻きついて、幹の所々から白い根を出して堅く着いてゐるのを見ることがあります。葉は圖に示した様な三枚の葉から一枚になつてをりまして縁にキザミがありません。夏のはじめになると葉と茎の間から漆の木に似た花軸を出しまして黄緑色をしてゐます小さな花を咲きます。花がすみますと實がなりますが、この實に毒があります。

つたうるし

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