てつせん

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漢名:鐡線蓮とかき、もとは支那から来たもので、日本には園藝品よりはない木であります。莖は蔓になつて木や垣根などにからみついて上へ上へと育つて行きます。葉は三つよつた葉が又三つよつて一枚の葉となつて、どれも縁は平です。夏の初めになりますと白い色をした花瓣の様に見える六つの蕚片と、暗い紫色をした澤山の雄蕊をもつてゐる花を開きます。これも有毒植物の一つで、殊に庭などに植へられてゐるから、触れたりもてあそんだりする機會が多いから注意される方がよいと思ひます。

てつせん

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