こきんぽうげ

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一名ヒキノカサといつて野原などのしめつたところに生へてゐる草で、根には本が太く先の細長くなつてゐる根を七八本ももつてゐます。茎は長さが四五寸に伸び、基の方に出てゐる葉は長い柄があつて、先に大きく三つに割れた葉があり、其の割れた一ひらは細長くなつてゐます。四五月頃になりますと茎の先の方に二つ三つの枝を出して其の先に黄色い五瓣の花を咲きます。この花の花びらは滑らかでつやがあります。有毒植物の一つで根に毒分を含んでゐるのであります。

こきんぽうげ

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