いぬほほづき

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漢名は龍葵といつて、之れも前のはだかほほづきとほぼ同じ場所に生へますもので、毒分は反つて前のものたちより多い様です。之れも實に毒があるのですが、熟しますと黒くなつた様子や色が既に毒々しいものです。餘り高くならない草でやつと二三尺位です。葉は圖に示しました様に縁にきざみもなく、之れも一見毒々しく見えるものです。花は白色で丁度ほほづきの花の小さな様な形をして、一つの軸の先がいくつにも分かれて大概六つ七つ位の花がさきます。

いぬほほづき

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