はだかほほずき

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漢名は龍珠といつて山林や竹藪、畑地の隅などによくはへてゐる茄科の植物で、餘り高くならず大抵三尺内外で、枝の出る處は膨れてゐて、枝がすなほに出てゐません。葉は卵形で縁は平になつて長い柄をもつてゐます。茎も葉も其の色が不快な緑色をしてをります。花は茎と葉の間から出て小さな淡黄色い花を、多いのは十箇位咲きます。花がすむと大豆よりは稍小さいマン丸な實がなつて紅くいろみます。之れもこの實に毒物を含んでをりますのですから、お子様たちのおもちやなどにせぬ方がよいものです。

はだかほほずき

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