てうせんあさがほ
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俗にキチガイナスビといつてゐる位だから昔から毒草といはれてゐます。この草はよくゴミ溜や畑のふち、時には庭の隅などに生えてゐますが、之は印度から来たもので、莖は三四尺に伸びて枝を廣げ大きな葉を澤山に着けます。夏から秋にかけて朝顔の花の筒が長い様な花を咲きますが、この花は決して朝顔の様に開かず、花の色は大抵淡桃色で、稀には極薄淡い紅紫色がかつた白色のものもあります。果實は刺々のある卵形のもので、内にケシツブ位の白い種子があります。この實が毒分を含んでをりますのです。

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