ほほのき
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山地に生ずる喬木にして、幹四五丈に達す、枝は多數分岐せず疎生なり、葉は倒卵狀長楕圓形にして、大なるものは長さ一尺以上に及ぶことあり、花瓣は黄白色にて通常九個、雄蕋は紫紅色の大花を開く、徑凡そ四五寸なり、四五月の頃咲き香氣頗る強し、果叢は其長さ四五寸、九月頃熟す、種子は外皮鮮紅色にして、内皮黑色なり、材は印版、刀鞘、器具、炭の料に供し、炭は物を磨くに用ゆ。
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