さぎさう
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山野の濕地に生ずる多年生草本にして、春日宿根より莖を抽くこと凡そ一尺餘に達し、葉は狭長にして尖り、稍上に二三花を開く。其花は白色にして長き距を有し、牌瓣は、緣邊細裂して、よく白鷺の飛ぶに似たり。時に觀賞用として栽培せらるることあり。
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