なんきんまめ
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畑に栽培する一年生草本にして、莖は二三尺に延長し、蔓狀に匍匐す。莖は一囘偶數羽狀複葉にして、四個の小葉より成り、滑かにして鮮綠色を呈す、夏秋の候黄色の小蛾形花を開き、此花は受精後頓かに其花梗を延長して地面に向ひ、遂に地を穿ちて進入すること一二寸、玆に初めて繭の如き莢果を發育せしむ。秋末採りて食用に供するは、よく人の知るところなり。
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