なんてん

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我が邦南部に自生する常緑の灌木なれども、廣く庭園に栽培せられて觀賞に供せらる。幹餘り太きものなく、高さ四五尺を常とすれども、大なるは一丈に達するものあり、葉は披針形の小葉より成れる數囘羽狀複葉にして、葉柄の基脚は莖を包む。初夏白色花を圓錐花序に開き、果實は球形にして、熟すれば紅色を常とすれども、又白色のものあり。其他栽培變種少からず。

なんてん

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