しやらのき

トップページ高知県の観光植物図鑑牧野富太郎植物図鑑>しやらのき

山地に自生し、又觀賞用として培養せらるる落葉木本にして、概形ヒメシャラに同じ。葉は楕圓形にして、細鋸齒を有し、嫩きものは、下面に絹様の毛茸を有す。花は六月頃開き、白色にして直徑一寸五分許り、よくツバキの花に似たり。蕚の基脚に革質をなせる三個の苞を有す。果實は實珠狀をなして、頂端尖り、熟すれば開裂して、種子を散す。

しやらのき

高知の河川へ戻る  高知県の観光へ戻る 
植物図鑑へ戻る 四国の観光へ戻る
牧野富太郎植物図鑑へ戻る