くろびいたや
トップページ
>
高知県の観光
>
植物図鑑
>
牧野富太郎植物図鑑
>くろびいたや
北海道幷に本州北部の地に限りて産する喬木にして、其概形稍イタヤカヘデに似たれども、其葉面深綠色、下面は帶白色を呈し、葉柄甚だ長し。葉身は又其幅長さを超え、掌狀に分裂して、三大尖二小尖を有し、大裂片の兩側の各二個の小突起を具ふ。各裂片は漸尖にして、鈍頭なることイタヤカヘデと同じからず。花は略イタヤカヘデに似たれども、其數少なく、雙翅果は熟して赤褐色を呈し、其翅互に相離開して、殆ど一直線をなすに至る。
高知の河川へ戻る
高知県の観光へ戻る
植物図鑑へ戻る
四国の観光へ戻る
牧野富太郎植物図鑑へ戻る