とくさ
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野生のものあれども、通常觀賞用として、庭園の陰濕地に植うる、常緑の草にして、莖高さ二尺許、通常叢生す。異様の觀を呈する植物にして、莖は管状をなし、節々に退化せる葉を有す。時期至れば、莖末に楕圓形の短穂を生ずることスギナのツクシに似たり。此莖は其表面に多く硅酸を有するを以て、甚だ粗糙なれば、木材骨角等を研磨するに用ゐらる。
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