むぎわらぎく

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舶来の觀賞用草本にして、莖高さ二三尺に達し、葉は長楕圓形にして互生し、葉腋より枝を分ち、夏より秋にかけて其頂に美花を開く。花は通常淡黄色なれども、紅色白色等種々あり。花序は内部に筒狀花を有し、外圍に舌狀花を有すること、エゾギク等に異なることなしと雖も、其舌狀花は總苞と共に數層に併び、非常に乾燥して、其觀賞稍麥稈細工に似たるを以て、此名を有す。花は夜間閉ぢ、翌朝再び開く、此草をカイザイクと云ふは非なり。

むぎわらぎく

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