ヤマハコベ

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(ナデシコ科)

山の麓や林のそばなどに生えている多年生の草で、茎の下の方は長くはい、上部は斜めに立ち上っている。全体にやわらかい毛があり、その毛はルーペで見ると星形をしている。葉は短い柄で対生、尖った卵形で長さ1〜2cm位。春から夏まで茎の上の方の葉の付け根から長い花梗を出して白い花を一個ずつ開く。花梗はやせて、果実の時は下を向く特性がある。がく片は5個、鋭く尖り、背中に星型の毛が多い。花弁は5個、おのおの深く二つに裂け、狭いへら形をなしている。


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