つるりんだう
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山地の稍陰濕の場所に生ずる宿根草本にして、略リンダウに似たるものなれども、莖は蔓性にして長く地に臥し、往々近傍の草本に纒ふことあり。葉は卵狀楕圓形にして對生し、秋日梢葉腋毎に二三花を簇生して、數屑をなす。花色はリンダウに同じくして稍小形なり。花後紅紫色果實を結び宿存せる花冠の上に抽出す。
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