まんじゅしゃけ

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山麓堤塘などに多く生ずる宿根草にして、地下莖其他の形状前種に似たり。秋日一尺餘の花軸を抽きて、其頂端に鮮紅色の美花を繖狀に開く。花蓋は六片に深裂し、各裂片は大に開出して反捲し、雌雄蕋は長く花外に突出せり。花後秋季に至り、幅二三分長一尺許の線狀葉を叢生すれども、春末に至りて枯る。故に葉と花とは、互に其時期を異にすること亦前種の如し。有毒植物の一なり。

まんじゅしゃけ

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