ハルタデ

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(タデ科)

水湿の土地或は水田に生えている1年生の草で、茎は直立或は斜めに立っている。葉は長い楕円状をした細長い形で、鋭く尖り、柄はほとんどなくて、互生し、葉鞘は有毛で緑にも長い毛がある。5月頃、葉のもと及び茎の頂に花軸を出して、最初は白いが直ちに紅紫色に変化する5瓣の花を穂をなして開く。花被片は先の鈍い楕円形で、雄しべは6本であるが、花柱は2本である。タデ類の中で一番早く開花する種類である。

ハルタデ

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