ウワバミソウ

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(イラクサ科)

山中の陰地に生えている多年生の草で、茎は水気が多く、高さ20〜30cm位、通常斜めに出て直立することがない。葉は柄がなくて互生し、ひずみ形の長い楕円形或は倒卵形、先は細長く尖り、縁には鋸歯がある。4,5月の頃、長い花梗を出して5〜13個を集めた雄花を開き、また無梗或は短い花梗のある雌花を6〜20個叢生する。秋になれば葉のもとに肉芽を生じ、茎も節から切れて、秋になれば葉のもとに肉芽を生じ、茎も節から切れて、繁殖する。ミズナと称して食用とする。蛇がこの草を食うと、体中に呑み込んだものが消化するというのでこの名がつけられた。

ウワバミソウ

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