カワラニンジン

トップページ高知県の観光植物図鑑夏の野外植物>かわらにんじん

(キク科)

川原の砂地に生えている多年生の草で、全体に毛がなく、一種の臭があり、高さ30~80㎝、まれに1メートルに達する。根ぎわの葉は集まって細く裂け、茎の上の方の葉も細く裂けてニンジンの葉に似ているのでこの名がつけられた。茎に出る葉は互生している。夏の頃、茎の上部の葉のつけねから小枝を出して、直径7㎜ばかりの黄緑色の頭花を穂状に綴り、下を向く。

カワラニンジン

夏の野外植物へ戻る