ノコギリソウ

トップページ高知県の観光植物図鑑夏の野外植物>ノコギリソウ

(キク科)

山野に生えている多年生の草で、全体に毛があり、高さ30~60㎝余に達して直立する。葉は細長い形で長さ6㎝ぐらいになり、羽状に深く裂け、裂片は線形、先が鋭く、縁に鋸歯があり、葉の全形が鋸に似ているのでこの名がつけられた。8月頃、茎の頂に小枝を分けて多くの頭花をつける。頭花は直径1㎝ぐらいで、総棒苞は半球形、舌状花は5個で、その長さ3.5㎜ぐらい、白色或は淡紅色を呈する。

ノコギリソウ

夏の野外植物へ戻る