キカラスウリ

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(ウリ科)

カラスウリによく似たつる草であるが、カラスウリの葉が毛が多くてもさもさしているのに反し、キカラスウリの方は毛が短くて少なく、多少の光澤がある。雌雄異株のこともカラスウリと同様で、夏日花冠の先が細く裂けた白い花を開く。果実はカラスウリに比べると幅が広くて短く、黄色く熟するところが異なる。地下に太った長い塊根があり、それから取った澱粉を天瓜粉と称して薬用または化粧用にされる。

キカラスウリ

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