クマツズラ

トップページ高知県の観光植物図鑑夏の野外植物>クマツズラ

(クマツズラ科)

野原,路傍などに生える多年生の草で,全体に寝た毛 があり,高さ40 cm〜1m 余に達する。葉は対生し,長い橢円形或は卵形で羽状に深く裂け,裂片は更に羽状に裂けている。夏から初秋にわたって、茎の顶や葉のもとから長い穂を出し,紫色の小さい花を開く。がくは筒形で五つの稜があり,縁に五つの歯がある。花冠はがくの倍の長さで,じょうごの形をなし,外面に細毛がある。雄しベは4本でその中2本は短く,雌しベは1本で短く、花柱の先端が二つに分かれている。

クマツズラ

夏の野外植物へ戻る