イワダレソウ

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（クマツズラ科）

海岸の砂地に茎を横たえながら生えている多年生の草で，節から根を出している。葉には短い柄があって対生し，くさびのようなへら形で，縁の上半部に鋸歯を具え，質が厚く，長さは8 mm〜2.5 cmである。夏の顷，葉のもとから花軸を出して，その先に紫褐色の小さい花を密集した長い橢円形の穂をつける。がくはニつに深く裂 け，裂片は細長い形で細毛がある。花冠は狭い筒状の唇形をなし，下唇はやや長く，雄しベは4本で2本は短く，花冠の中央部についている。

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