イケマ

トップページ高知県の観光植物図鑑夏の野外植物>イケマ

(ガガイモ科)

山地に生えている多年生のつる草で,葉は長い柄を出して対生,先の尖った心臓形をなしているが多少の広い狭いがあり,縁には鋸歯がない。夏日,葉のもとから長 い花便を立てて,その先端にからかさ状をなして白い小さい花を密集して開く。がくは5片に深く裂け,花冠もまた五つに深く裂け,やがてそりかえる。花がすむと少数の狭長なさやのような果実を結び,熟すると裂けて白 い綿毛のある種子が出て飛びまわる。

イケマ

夏の野外植物へ戻る