クサレダマ
トップページ>高知県の観光>植物図鑑>夏の野外植物>クサレダマ
(サクラソウ科)
山地の原野,湿地に生えている多年生の草で,全体はやや無毛,高さは60〜80cm,まれに1,5mにも達する。葉は3枚輪生しているが,まれには対生し,細長くて尖り,柄がな〈,鋸歯もない。夏から初秋にかけて茎の頂に円錐花序をなして五つに裂けている合瓣の黄色い花を開く。花冠はがくの2〜3倍長い。名の意味は「腐れ玉」でなくして,「草れだま」である。「れだま」とはマメ科に属する観賞用の植物の名で,やはり黄色い花を
開く。
夏の野外植物へ戻る