チドメグサ

トップページ高知県の観光植物図鑑夏の野外植物>チドメグサ

(セリ科)

庭園,路傍,野原に生えている多年生の草で全体に毛がなく,細い茎で地上をはいまわっている。葉には長い柄があって瓦生し,表面には光沢があって直径1〜1.5 cmぐらいの肝臓状の円形で7〜9片に浅く裂け,裂片の縁は更に3〜5歯に裂けている。晚春から夏にかけて葉のもとから柄よりも短い花軸を出し,3〜15個の小さい花を球状に集めて開く。花は白色で淡紅色のぼかしがある。果実は集まってつく。血止めに効があるという。

チドメグサ

夏の野外植物へ戻る