オトギリソウ

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6月に撮影した花

(オトギリソウ科)

この草の名は弟殺しの悲しい伝説にもとづいている。昔、鷹飼いの名人がいて、鷹が傷つくと秘かにこの草の汁をつけてなおしていたが、その秘密は名人の弟によって世間に洩れてしまった。これに怒った兄は、ある晩眠っている弟を切殺したというのである。山野にはえる多年草で、茎は高さ30〜60cm。披針形の葉が対生し、葉面に黒い油点が散在する。伝説では、これは弟の血が散ったものという。

オトギリソウ

オトギリソウ

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