ヒメミカンソウ
トップページ>高知県の観光>植物図鑑>夏の野外植物>ヒメミカンソウ
(タカトウダイ科)
路傍や田のあぜなどに生えている1年生の草で.高さ10〜30 cm余になり,多くの小枝を出す。葉は長さ 1〜1.5 cmぐらい,長い卵形または細長い形で先が尖り,
短い柄で互生している。夏の頃,葉のつけねごとに黄緑色の小さい雌花および雄花をつける。雄花はがく4片,雄しベ2本であるが,雌花はがく6片,花柱3本で,お
のおのの花柱が更に二つに分かれている。花後になって柄のある平たい球形の小さい果実を垂れ,その形がややミカンに似ているためにこの名を得た。果皮は平滑無毛で,熟すると三つの殻片に裂けて種子を出す。
夏の野外植物へ戻る