シロツメクサ

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(マメ科)

ヨーロッパ原産の多年生の草で、茎は地上にはってる。葉は緑色をした長い柄を立てて互生し、3枚の小葉から成り、小葉は倒卵形或いは円形、先がへこんで縁には細い齒がある。夏になれば葉のつけねから長い花梗を出して、その先端に玉のようになって白い小さい蝶形花が多数集まる。果実は狭長で、3~6個の種子を入れ、あとまで残って褐色になった旗瓣で被われている。牧草としてよく、また緣肥に用いられる。英語でクローバーと称しているのはこれで、四つ葉のクローバーは片輪ものに外ならない。

シロツメクサ

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