クララ

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(マメ科)

山野に生えている多年生の草で、全体に短い毛があり、高さ1m内外となる。葉は互生、10~17対ぐらいからできている奇数羽狀複葉で、柄があり、小葉は長い楕円形または長い卵狀である。夏の頃、茎の頂に総狀花序を立てて、淡黄綠色の蝶形花をならべ、長いものは30cmに及ぶ、がくは斜めになった広い鐘形で、緣は五つに浅く裂け、花冠はこれより著しく飛出していて、花びらはやや同じ長さである。長さ約7cmばかりの先の尖った狭い円柱形で、くびれ目のある果実を結ぶ。茎や葉の乾燥したものの煎汁は駆虫剤として使用される。

クララ

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