オオイタドリ

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(タデ科)

本州中部から東北地方あたりまではだいたい山地に、北海道では海岸地帯から山地まで極めて普通に見られる大形の多年生の草で、高さ2〜3mに達して山野を被うている。葉は大きい卵形または長い卵形で、根本の方が心臓形を呈していることと葉の裏が白みを帯びていることとがイタドリと著しく区別される点である。夏から初秋まで、葉の柄のもとから花序を出して多数の白い花をつける。雌雄異株。がくは五つに裂けて花びらがない。雄花には8個の雄しべがあり、果実はイタドリに似ている。

オオイタドリ

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