ウマノスズクサ

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(ウマノスズクサ科)

道ばた、畑のそばなどに生えている多年生のつる草で臭がある。葉は互生し、長い柄があって三角狀の卵形ないし卵狀のほこ形、先は鈍く、ねもとは心臓形をなし、縁に鋸齒がない。茎も葉も褐紫色を帯びた緑を呈する。夏日、葉のつけねごとに長い花梗のあるゆがんだラッパ形の花を1個開く。花は緑紫色、ねもとはふくれているが、中央の部分はくびれて内側に毛がある。花がすんでかどばった球狀の果実を結ぶが、その形が馬の首にかける鈴の形に似ているのでこの名がある。

ウマノスズクサ

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