ドクダミ

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（ハンゲショウ科）

路傍、野原などのやや陰地を好んで生えている多年生の草で、地下に白い地下莖が横に走っている。高さは１５～４０ｃｍぐらいになり、茎も葉も悪臭があって褐色を帯びた緑色である。葉は長い柄があって互生し、長さ２０～７０ｃｍ余になり、先の尖った心臓形である。初夏の頃、茎の頂に花軸を出して淡黄色の小さい裸の花を穂狀に綴り、白い４片の花びらのような大きい苞がこれを支えてあたかも１個の花のように見える。地下莖を食用にすることがあり、毒草ではない。

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