アマドコロ

トップページ＞高知県の観光＞植物図鑑＞春の野外植物＞アマドコロ

（スズラン科）

山野に生えている多年生の草で、根茎は円柱形で地下に横に走り、地上の茎には稜があって高さ３０～５０ｃｍ餘に達する。葉には柄がなくて互生し、卵形あるいは楕円形で、裏は白床を帯び、長さ３～７．５ｃｍ位である。５月頃、葉のつけねから花梗を出して、１花梗に１～３個の長さ２ｃｍ位で筒部は白いが先の方が緑色の筒狀鐘形花をぶらさげる。花の先は６裂し、裂片は卵型を呈する。雄蕊は６本。子房は卵狀楕圓形、花柱は１本で雄蕊とほとんど同じ長さである。果実は球形で黒く熟する。

春の野外植物へ戻る