マツバスゲ
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(カヤツリグサ科)
原野の湿り気の多い土地に生えている多年生の草で、茎は細くて、高さ20~40cm位に及ぶ、葉は糸のように細い。春日、茎の頂に長さ1.5~1.8cm位で、初めは線形であるが終りに長い橢円狀円柱形となる両性の小穂をつける。小穂の下方は雌花、上方は雄花である。雌花のえいは鋭い卵形で、嚢果はえいよりもやや高く、長さ2mm位で短いくちばしがあり、柱頭は3本である。
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