カモジグサ

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(イネ科)

路傍にふつうな1年生の草で、茎は高さ70~95cm餘に達する。葉は細長い形で直径1cm位、一種特有の臭があり、5,6月の頃、茎の頂に長さ8~12cm餘の狭長な穂を出して、長さ2cm内外の赤紫色を帯びた小穂をまばらにつけ、おじぎをしたように傾いている。小穂には長いとげがある。田舎の女の児がこの葉を集めてひな遊びのかもじとするのでこの名がある。

カモジグサ

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