オオジシバリ

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(キク科)

たんぼのあぜなどに最もふつうに生えている多年生の草で、茎は横にたおれ、15~30cm餘に達する。葉は長い柄を具えて集まって生じ、多くはへら形で頭がまるく、おおむね羽状に分裂、ねもとは葉柄に流れている。晩春から初夏の頃にかけて、葉の間から数本の花梗を出し、黄色の舌状花からなる頭花をつけ、日中は正しく開いているが夜間または雨降りになるとしぼむのが常でzる。ジシバリの頭花よりも大きい。花の後には白色の冠毛をつけた果実を結び、風に吹かれて飛散する。一名ツルニガナ。

オオジシバリ

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