オドリコソウ

トップページ高知県の観光植物図鑑春の野外植物>オドリコソウ

(オドリコソウ科)

山野、路傍などのやや陰地に生えている多年生の草で、高さ25〜30cm餘になる。葉は長い柄によって対生し、先の尖った卵形で、縁にはあらい鋸齒がある。春から初夏の頃にかけて葉のつけねに6〜18個位の花を開く。色は白色或いは淡紅色で唇形をなす。がく片の先端はひげのようになっている。花冠の筒部はそり、上唇は弓形で先端がまるく、毛が密生しているが、下唇は3裂している。オドリコソウの名は花冠が笠をきて踊っている踊り子の姿に似ているのでつけられた。

オドリコソウ

春の野外植物へ戻る