シソバタツナミ

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（オドリコソウ科）

山地の木の下に生えている多年生の草で、タツナミソウよりも高さが低く、１０～１５ｃｍ位がふつうである。葉は長い柄をもって対生し、先の尖った卵形で、やや心臓形を呈することもあり、縁に鈍い鋸歯がある。表面は深綠色であるが、裏面は紅紫色を呈し、ややシソの葉に似ている。晩春初夏の頃、茎の頂に長さ３ｃｍ餘の穂を立てて、紫色をした長い唇形花を開く。花は二つずつならんで一方を向いている。

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