オウギカズラ

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（オドリコソウ科）

山路に生えている多年生の草で、茎には四つのかどがあって、高さ１０～１５ｃｍ位になり、ねもとから横に枝を出して節々から根を下している。葉は長い柄を出して対生し、円形あるいは橢円形、縁には不そろいの鈍い歯あるいはきざみがある。春日、葉のつけねに３～６個位の碧紫色をした筒狀の唇形花を開くが、茎の上の方はやや穂のように見える。花冠の上唇は短くて直立し、２裂しているが、下唇は大形で３裂している。

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