ハルリンドウ

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(リンドウ科)

湿った原野、まれにはやや乾いた土地に生えている2年生の草で、茎は多數集まって、高さ10cm餘に達する。根もとに集まった葉は大きい卵形で、先が尖っているが、茎に出る葉は卵狀の長い橢円形で小さい。春日、茎の先に濃い空色の花を1個づつ開く。がくは筒狀で5裂し、裂片は細く尖っている。花冠はじょうご形で5裂し、がくの倍の長さがある。花は日中に開花し、夕方になると閉じるが、雨降りの時も同様である。果実は長い。

ハルリンドウ

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