マルバスミレ

トップページ高知県の観光植物図鑑春の野外植物>マルバスミレ

(スミレ科)

山地、原野などに生えている多年生の草で、高さは7~10cm内外、全体に毛がない。葉は長い柄を具えて根ぎわから生じ、腎臟形に似た円形または心臓形で先がまるい。托葉は細長く、縁に齒がある。春になって葉の間から花茎を出し、直径2cm位の白色にしばしば紫色のすじのある花を開く。花冠の内面は無毛、距は先のまるい円柱形をなしている。

マルバスミレ

春の野外植物へ戻る