ハナハタザオ

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(アブラナ科)

山地或は海辺に生えている2年生または1年生の草で、茎は直立して高さ25~50cmに達し、全体に毛が散生している。根ぎわの葉は集まって生じ、長い橢円形で先が鈍く、縁にはまばらな鋸歯があるが、茎の葉は互生し、長い橢円状線形で先が尖り、縁にはまばらな歯或は毛がある。5月頃、茎の頂に花軸を出して直径1cm内外の紫紅色の十字形の花を総狀に開く。果実は無毛の線形で、長さ1.5~4.5cm位である。

ハナハタザオ

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