あせたけ

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襉菌科

薬用植物第三表(有毒篇)

蓋は直径1-1.5寸の小菌。蓋の表皮は褐色繊維狀、往々裂けて白色の肉を表す。襉は初め白色、後に茶褐色となる。莖は下部白色、上部は少しく淡褐色を帯びる。内部は殆ど充實し、又は管狀に中空。初夏に主に針葉樹下に生ずる。誤つて食する時は発汗の激しい中毒症を起し往々死亡する。而も本菌は莖蓋共に正しく縦裂するのと外觀毒々しくない為に誤食中毒する事が多い。

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