うらしまさう

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テンナンシヤウ科

薬用植物第三表(有毒篇)

本邦各地の山林樹下の梢々濕地に自生する多年草で、地下に徑1寸位の球莖がある。葉は長柄あり鳥足狀に11-13全裂し、裂片は線狀乃至長楕圓狀披針形。花莖は葉柄の1/2-1/3の長さで箟狀苞、筒部は約2寸、面部は長楕圓狀披針形弓状3寸位、外面黄白色暗紫點があり、内部は暗紫色。雄性肉穂花序は8分、雌性肉穂花序は約1寸、延長部は絲狀で1-2尺に及ぶ。成分研究はないが水に可溶性毒成分がある。動物試験に依る時は痙攣、麻痺を起し死亡する。

うらしまさう

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