つたうるし
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ウルシ科
薬用植物第三表(有毒篇)
本邦全土の山地に自生し、氣根を生ずる藤本。葉は長柄3出、小葉は卵形或いは菱型全緣、下面に短毛を有し、長さ1-5寸許である。雌雄雜家、円錐花序を腋出し、初夏帶緑色の小花を開く。萼は5裂し、瓣片5枚は長楕圓形、雄蕊も亦5本である。本種の各部殊に樹液は皮膚に付着する時は漆瘡を生ず。之はウルシノキと同様であるが梢々弱いらしく、恐らくウルシノキの毒性物質のウルシオールを含むのであらう。療法としては、軽度の場合は局所を弱アルカリ性溶液で洗滌する。
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