ひよどりじやうご

トップページ高知県の観光植物図鑑薬用・毒物植物図鑑>ひよどりじやうご

ナス科

薬用植物第三表(有毒篇)

北海道より臺灣までの各地の山野に自生する多年生蔓草。全株軟毛を有し、葉は卵形乃至卵狀長楕圓形鋭尖頭なるも、基脚には1對の深き缺刻を有するものが多い。圓錐狀の聚繖花序を側出し白色の花を開く。花瓣は5深裂し、被針形の裂片は反捲し、その基脚に着色せる斑点がある。果實は漿果で球形紅熟する。本種の全草中にはゾラニン、ヅルカマリン等のアルカロイドがあるものと信じられ、之亦テウセンアサガホに類する中毒を現す。

ひよどりじやうご

植物図鑑へ戻る