びやくだん

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ビヤクダン科

薬用植物第二表

印度原産の常緑小喬木半寄生植物にして、全株無毛、葉は對生楕円狀卵形又は卵狀披針形鋭頭なり、下面は粉白にして1寸5分位。雌雄異株なり。円錐花序を頂生し、或は液出し、初め淡黄色、後赤色の花を開く。この材は芳香を有する故古来器具を製し、又薫烟料として使用し、「センダンは二葉より芳し」と言はれるセンダンは此の木なりと。目下は之より白檀油を製造し、治淋薬として最も重要なる薬品なり。

びやくだん

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