たうがらし

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ナス科

薬用植物第二表

熱帯原産の1年草にして、食用として栽培せられる為に多種類ありて、その草丈、葉、果實の形等種々あるも、薬用には普通果實の餘り大ならざるタカノツメ、ヤツブサ等の品種を使用するも、其他の各種も使用して差支へなし。本品は皮膚を刺戟し血行を盛ならしめる目的に使用され、其エキス即ち蕃椒チンキは凍傷時に用いられるが、最も大量に使用せられるは専ら熱帯地方にして、消化不良、猩紅熱、又マラリヤ病等に用いられる。

たうがらし

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